オンラインで論文指導ができる日本語教師。
ロシアと親交が深い新潟で生まれ育ったことから、日露交流史に関心を持つ。
日露戦争の際ロシアに取り残された日本人800名を日本に連れ帰った僧侶、太田覚眠(1866-1944)の思想と行動を研究し、博士号を取得。
結婚を機に鹿児島に移住。家事、育児をしながら勉学に励み、2018年に日本語教育能力検定試験合格。2019年から日本語教師としての活動を始め、指導した日本語学習者は1000名を超える。
研究者時代、英語やロシア語で論文を執筆し、「正しい言葉で書けているだろうか?」「きちんと伝わる文章になっているだろうか?」と不安に思った経験から、日本語論文の添削やネイティブ・チェックの仕事に力を注いでいる。
《学歴及び経歴》
2007 年 京都大学大学院人間・環境学研究科共生文明学専攻博士後期課程修了 (人間・環境学博士、日露交流史専攻)
2007 年 愛知産業大学非常勤講師(歴史学)
2007 年~2010 年 日本学術振興会特別研究員(国際日本文化研究センタ―所属)
2015年 行政書士試験合格
2018年 日本語教育能力検定試験合格
2020年 公益財団法人大学セミナーハウス「日本語論文の書き方講座」企画委員兼講師
2021年 公益財団法人大学セミナーハウス「日本語論文の書き方支援」講師
2022年 Meshclass日本語教師
《主な業績》
著書
論文
「日露戦争と仏教思想―乃木将軍と太田覚眠の邂逅をめぐって」(軍事史学会編『軍事史学』2005 年)
「日露戦争における太田覚眠によるシベリア残留邦人帰国支援活動」(ロシア史研究会編『ロシア史研究』2006 年)
「浦潮本願寺の成立と発展」(日本近代仏教史研究会編『近代仏教』2007 年)
編著
『太田覚眠全集』全5 巻(株式会社オンブック、2009 年~2010 年)