先日修了式を迎えた受講生、なんと学長賞まで授与されたそうです。
素晴らしい!
本当におめでとうございます🌸
この受講生、ほぼ1年間みっちりサポートさせていただきましたが、私が提供したのは学術的なアドバイスより精神的な支援が多かったような気がします。
博士課程は本当に孤独。
毎日が自分との闘いです。
私も本当に大変でした。
学術雑誌に論文を投稿してもなかなか認められなかったり、指導教官と意見が対立したり。
こんなことやっていて意味があるのかな、と無力感に襲われることもありました。
留学生はこれを異国でやっているのですから、なおさら大変なはず。
この受講生も何度も打ちのめされながらも、何度も立ち上がり、立派に博士論文を書き上げ、見事博士の学位を手にしました。
しかも3年で。
3年というのは、博士課程としては最短です。
本当によく頑張ったと思います。
私はこの受講生に、
「とにかく今年中に博士論文を提出しましょう。
合否の結果は先生や大学が決めること。
でも、論文を書き上げて提出するのはあなたです。
提出しなければ、合否も何もない。
結果は考えず、まずは論文を書き上げて提出することを考えましょう。
それがあなたの目指すゴールです」
と言い続けてきました。
厳しいかもしれませんが、論文を書くのは受講生。
私はただ伴走するだけです。
でも、ゴールを明確に設定して一緒に走ってくれる人がいることは、受講生にとって大きな力になると信じています。
この受講生が見事にそれを証明してくれました。
プロのスポーツ選手や会社の社長だって、プロのコーチや相談役を付けています。
むしろ当然のことです。
私も現在中国語を勉強していますが、プロのコーチを付けています。
博士課程の学生がサポート役に頼ったって全く恥ずかしくありません。
皆さんも、困った時には、どうぞ私を頼ってください。
博士号取得を目指して、一緒に走りましょう!